ご挨拶

2024年日本は、パリオリンピックで海外開催の夏季五輪では過去最多となるメダル45個(金20、銀12、銅13)、パラリンピックでメダル41個(金14個、銀10個、銅17個)を獲得し、連日、選手たちの熱戦に日本中が沸きました。さらに年間を通しての大谷翔平選手の異次元の活躍には、崇敬の念を抱くばかりです。
他方、2023年の名目国内総生産(GDP)は、4兆2106億ドル(ドル換算)となり、ドイツより2400億ドル少ない世界4位に転落しました。下半期は、物価高などの社会的危機が続く中で、国政選挙や地方選挙でのSNSの影響力が顕著となり、フィルターバブルやエコーチェンバー現象が現実化しました。ティーン世代のインターネット利用率が9割を超えている現在、日本の子どもたちには、科学的な根拠や事実を基にして冷静に情報を選別し、理解するファクトチェックの知識やそれを他に伝える能力を培うことが不可欠となっています。
私ども西東京予備校は、子供たちの学力と克己心を育成するビジョンのもと、児童生徒の健康を守り、さらに好奇心を育て、学力を増進させるため、常に徹底した消毒を行い、密にならない集団授業や個別指導及びオンライン授業を整えております。さらに講師・スタッフがともに、児童生徒の心の変化を敏感に感じ取り、些細なことでも気軽に話せる信頼関係を築いてまいります。
私ども西東京予備校は、これからの日本の未来を担う皆さんの多様性を育み、時代をリードする人材になるためのサポートを全力でしていきます。
小学生・中学生・高校生また既卒生の皆さんは、それぞれ自分なりに将来の夢を思い描いていることと思います。今は、自分を見つめ、自分という人間を形成していくかけがいのない時間であり、一日一日が自分の可能性を高め、将来大きな飛躍を遂げる力を身につける大切な時期です。
本校は、皆さんのこの大切な時間を勉強を通して、それぞれの個性を尊重し、それぞれの大きな夢の実現のために、それぞれが高い志を持って過ごせるよう手助けをしていきたいと考えています。
さあ、大きく飛躍するこの瞬間を一緒に羽ばたいていきましょう。
令和7年4月
西東京予備校
校長 吉原秀仁